神奈川近代文学館 2017/04/05
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春うららの今日は、生誕150年「正岡子規展」を観に神奈川近代文学館を訪れました。
明治という日本の変革期に、新しい文学の創造を目指しや正岡子規(1867~1902)。
わずか35年に満たない生涯において、俳句、短歌、写生文など、多岐にわたるジャンルで新時代の表現を追求した文学者です。
子規の文学と、生涯親友の・夏目漱石をはじめ多くの文学者たちとの交流も紹介され内容のある子規展でした。
●神奈川近代文学館:1984年竣工、 鉄筋コンクリート造り、
設計:浦辺設計
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●子規のこと
子規の業績は、後進へと受け継がれ、現代にまでつながっています。
子規は最晩年、脊椎カリエスによる病臥生活を送りながら、随筆「墨汁一滴」「病牀(びょうしょう)六尺」、日記「仰臥(ぎょうが)漫録」を書き続けました。
時に病に苦しむ自らを客観的に見つめ、ユーモアさえ交えて記すその精神の強さ、文章の不思議な明るさは、読者の胸を打たずにおきません。
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