鎌倉近代美術館
2015/05/25
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神奈川県立鎌倉近代美術館
5月下旬、鎌倉近代美術館に行ってきました。45年ぶりです。
鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮境内に建つ神奈川県立近代美術館の鎌倉館は、日本で最初の公立近代美術館として1951年に開館しました。
設計は、20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエの愛弟子、坂倉準三(1901-1969)によるもの。
八幡宮の歴史的な環境と見事に調和したその建物は、日本の近現代建築の代表として国際的にも有名で、1999年にはDOCOMOMO日本の近代建築20選にも選ばれています。
通称「鎌倉近代美術館」です。
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今回、45年ぶりに、ふらっと見に行ってきました。今から64年前に建てられた建築物とは思われないほど、しっかりと、変わらない自然な調和で存在していました。
鉄骨はかなり錆びたけど。これはしょうがないですね。
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それにしても、建築家の作品はやはりすごいですね。
建築技術の難しいことはさておき、たまには有名な建築家のデザインをみて歩くのも必要だよね。
感覚がリセットされます・・・・。
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鶴岡八幡宮界隈
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2015年6月20日、鎌倉近代美術館美術館で
今回、6月20日に鎌倉別館の美術館をおとずれ、鎌倉近代美術館閉館のことを知りました。
前回、鎌倉近代美術館を訪れた時は休館日の為、この情報を知りませんでした。
鎌倉館は老朽化が進み、鶴岡八幡宮境内では史跡にそぐうもの以外は現状変更が認められず、美術館とし改修が困難なことから、鶴岡八幡宮との借地契約が満了する平成28年3月末で閉館となることが決まりました。本当に残念なことですね。
1951年の開館ですので、この2016年で65年です。
私が1才の時に開館し、学生時代にあこがれた美術館でしたので、色々考えさせられる出来事です。
今年2015年10/17~1/31まで、「鎌倉近代美術館」誕生と題して、最後の展示会が開催されます。
2/1からは公開は終了になります。この最後の展示には、もう一度訪れたいと思っています。
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保存を求める声が出ていた、県立近代美術館鎌倉館について、県は10日、本館棟を保存する意向を明らかにしました。
県と敷地を共有する八幡宮に引き継ぎ、耐震工事後、八幡宮側は今後文化的な施設として活用を検討するとのことです。
鉄とガラスの新館棟と学芸員棟は、残念ながら取り壊す予定だそうです。
この鉄とガラスの新館棟は取り壊しです。
新館の中の展示は、結局45年前に見たきりで、もう見られなくなってしまいました。
残念。