四季の花の寺、光則寺 ~ 鎌倉大仏、高徳院
2015/06/08
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日蓮聖人が「立正安国論」を奉進したとされた1260年、北条時宗の近臣、宿屋光則が自らの館を寺として開基しました。
いまから755年前になります。日蓮宗
長谷寺のついでで、あまり期待していなかったお寺ですが、境内の草花と静寂が見事に調和した、素晴らしいお寺でした。6月初旬
道端には案内板がなく、この石碑を見逃し、通り過ぎで、戻って、また行って、やっとこの石碑を発見。
民家の路地を入りました。
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この石碑を中心に、周りはすべて、四季の山野草と茶花が植えられている、見事な造園です。
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あまり有名ではない光則寺ですが、こじんまりとして、四季の花々に囲まれた、歴史あるお寺でした。
寺院と、庭園、この調和が、日本の美ですね。
朝の7時半、境内には、四季の花々を熱心に撮影していたオジサン2名(私もオジサンだけど)
四季の庭園に圧倒されました。
それにしても、団塊の世代のオジサンパワーはすごいね。7時半にはもうお寺だもんね。
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鎌倉の大仏で有名な、高徳院。 朝7時、開門と同時に入りました。
仏像の造立は1252年から10年前後の歳月で造られたそうです。
高徳院の建立は1712年、今から303年前。
浄土宗
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高徳院には貴重なお堂があります。あまり知られていませんが、「観月堂」です。
聖観音像を安置している観月堂は、15世紀半ばに韓国李朝の月宮殿を移築したものだそうです。
大仏の裏手にあり、木立に囲まれたお堂の周りは静寂に包まれていました。
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光則寺への道を迷って、行き過ぎたところにあったのが、高徳院でした。
朝の7時です。「鎌倉の大仏はここにあったのか?」という感じで、入りました。
やはり大仏様は圧巻ですが、特によかったのは裏手の静寂に包まれた「観月堂」です。
感激しますよ。
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