近現代史記事・伊藤貫セミナー

 

■ 伊藤貫、YouTubeはじめました!

 

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伊藤貫セミナー

伊藤貫、YouTubeはじめました!2024/05/04

 

最近この人の考え方に注目しています。

2024/05/04

 

日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 
日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 

 

1953年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。アメリカのコーネル大学で国際政治学と外交史を学ぶ。その後、ワシントンのビジネス・コンサルティング会社に、国際政治・経済アナリストとして勤務。『フォーリン・ポリシー』『シカゴ・トリビューン』『ロサンゼルス・タイムズ』『正論』『Voice』『週刊東洋経済』等に、外交評論と金融分析を執筆。CNN、CBS、BBC等の政治番組で、外交・国際関係・金融問題を解説。ワシントンに30年間在住。著書に『自滅するアメリカ帝国』(文春新書)、『中国の核戦力に日本は屈服する』(小学館101新書)などがある。

 

 

伊藤貫、YouTubeはじめました!2024/05/04 要約

 

日本のマスコミのレベルが低い。パターンの決まった記事。国際政治の変化が見えない。

 

国際政治に日本が対応できていない。米軍の下部組織。アメリカが守る。浅はかで危険。幼稚。

 

アメリカは日本を守る気はない。日本政府、外務省、防衛相、自衛隊も国際政治に対応できていない。

 

国際政治が悪くなっている。米軍による世界支配能力が落ちている。早ければ4年後~遅くても15年後に日本は中国の勢力圏に吸収されると見ている。ワシントンでもそのように見ている。

 

アメリカは日本のために、ロシア、北朝鮮、中国と核戦争をする考えは全くない。

 

国際政治の物を考える階層について。3つのレベル。

哲学的宗教的レベル、

パラダイムレベル(学派)、

ポリシーレベル。

 

日本の政治、マスコミ、大学は全てポリシーレベルの理論。条件が変わると変化し一貫性がない。

 

グローバリズムとナショナリズム。リベラルか保守か。二つに分けるのは安易。

伊藤は古典主義的、正統主義的な考え方のパターン。

 

 

 

■ アメリカ崇拝は日本の自滅〜日本が滅びる4つのシナリオ

 

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伊藤貫セミナー

アメリカ崇拝は日本の自滅〜日本が滅びる4つのシナリオ(伊藤貫) 2024/05/08

2024/05/29

 

日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 
日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 

 

 

アメリカ崇拝は日本の自滅〜日本が滅びる4つのシナリオ(伊藤貫) 

2024/05/08 要約

 

拝米主義は日本を滅ぼす

過去日本は、アメリカ崇拝、アメリカ文明崇拝。真似をすればうまくいくは愚か。日本にダメージを与える。アメリカのいうままの経済政策。アメリカは貧富の差。トップ0.1%に集中。

アメリカ人口の4割か5割が定職につかない。日本はこのままだと3割は定職なく子供も作らない。

アメリカ人に哲学はあるのか?目先の損得、勝ち負けだけ。社会と経済。

 

●外交政策と軍事政策の拝米主義の間違い

 

①アメリカ外交は1991年後の冷戦後。アメリカは大失敗している

冷戦後の1992~2024年まで失敗。

1992年作成のディフィンスプランニングガイダンスの機密戦略プランが問題。

以後2回書き直しているが、傲慢で自己中心的な覇権主義的なトーンを薄めた。

1991年にソ連が崩壊。アメリカだけが世界を支配する内容。過剰な覇権主義。

仮想敵国は、ロシア、中国、日本、ドイツになっている。第二次戦争の敗戦国の日本とドイツには自主防衛政策と外交政策を持たせない。属国として押さえないとヨーロッパと東アジア支配が危うくなるため。

アメリカは冷戦よりも過剰な介入主義者になった。内政干渉と軍事干渉。1992年から現在までの32年間で200回以上軍事介入している。冷戦時の4倍になった。クリントン時代のイラクへの経済制裁と医療制裁。アラブ人とイスラム教徒は煮えくり返る。イラク内戦、アフガニスタン内戦、オバマ時代のシリア内戦、リビア内戦。サウジアラビアとアラブ首長国連邦に武器供給でイエメン攻撃。アラブ人が300万人~400万人死のうが気にしない。ウクライナ、シリア、レバノン、イラク、イラン、イエメン、リビア、スーダン、ソマリア、すべて失敗した。中東とヨーロッパは支配できない。

今から4年後にはアメリカは東アジアに軍事介入できなくなる。日米同盟は嘘。戦後の自衛隊はお飾り。

アメリカは借金の国。財政赤字が増えている。利子だけで国防予算を超えた。トランプは軍事介入するなという方針。日米同盟、ヨーロッパ同盟も意義ああり。

 

②アメリカが悪いだけではなく日本も悪い

戦後の日本は、外交政策と軍事政策が不真面目。占領後2年目(昭和22年9月)に決めた芦田メモによれば、アメリカに半永久的に占領してもらう。趣旨は属国主義である。昭和22年の天皇陛下の沖縄メッセージは、沖縄は、米軍は長期間沖縄を占領してほしい。1950年代鳩山、石橋、重光が米軍は沖縄から出て行ってもらいたいという意見を天皇陛下は封じた。1950年5月、吉田首相、サンフランシスコ講和条約で、日本から米軍はずっと出ていかないで占領してほしいとアメリカに申し入れた。日本の指導者は独立を望んでいなかった。

アメリカの当時の駐日大使曰く、日本の政治家は自主防衛する考えはない。貿易で金持ちになればいい。日本人には抽象的な善、悪に意識がない。マッカーサー曰く、敗戦後の日本人ほど徹底的に屈服した例はない。白洲次郎曰く、占領下の日本のエリートは売春婦よりもっと無節操だった。

総理大臣、天皇陛下が、屈服をアメリカに頼んだ。キッシンジャー曰く、短期的にはいいが長期的には無気力になる。ドゴール曰く、自分の国を守る責任を果たさない国は独立国としての存在意義がない。

オーストラリアの学者ガバー・マコーニック曰く、サンフランシスコ講和条約以降の日本はアメリカの信託統治領である。21世紀になっても終わっていない。腹を立てる日本人はいない。アメリカに奉仕して生きている。形式的な独立国でアメリカ従属国である。日本人の側から服従を申し出ている。

現在もアメリカの属国を喜んでいる。アメリカの支持のままに行う。

 

③日米同盟の本質。

1942年に敗戦後の日本には独立させないと立案していた。封じ込めた日本を利用してソ連、中国を封じ込める。日米同盟はエントッラプメントである。罠にはめるアライアンスである。

ブレジンスキー曰く、日本の自衛隊は独立軍隊ではなく東アジアへのアメリカの延長道具である。

インドの外務省高官曰く、インドはアメリカと同盟関係になりたくない。アメリカは同盟国が独立できないようにする。外交、軍事を変える。日本のようなみじめなことにはなりたくない。

 

④戦術核兵器の問題。戦略核とは違う。小さくて性能がよい。

北朝鮮も中国も、インドも戦術核を増やしている。ウクライナ戦争のロシアの核戦術の発表以来。

ランド研究所は、戦争を拡大しロシアを追い込めると、ロシアは戦術核を使って、アメリカには多大なリスクがある。それを見て北朝鮮と中国は増大した。アメリカは戦術核を使う国には仕掛けてこない。

戦術核で、アメリカの優越した戦力は使えなくなった。

東アジアの軍事衝突時には、アメリカは、アメリカの都合で動く。日本は守らない。

 

 

 

■ 超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!

 

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超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!(伊藤貫) 2024/05/15

2024/05/29

 

日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 
日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 

 

 

超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!(伊藤貫) 2024/05/15 要約

 

拝米主義は日本の自滅行為である。

 

●経済問題における拝米主義は間違いである。

アメリカ経済では6割が実質所得と生活水準が低下している。0.1%が巨万の富を持っている。

アメリカは世界一貧富の差があり、世界最悪である。これは意図的に行われた。この30年間。

貧富の差が政治的にどういうことになるか。民主主義ではなくなっている。

アメリカの経済政策を行うと超富豪に支配される。

 

税金を払っているのはミドリクラス。トップの課税率は低い。ジェフ・ベゾフ、イーロン・マスク、投資家ウオーレン・バフェット、投資家カール・アイカーン、投資家ジョージ・ソロスの所得税は低い。会計処理で低く分類して抑えている。収入を現金でもらうか株でもらうか。ザッカー・バーグは慈善会社団体で操作。1947年~1975年は公正な社会だった。1978年~現在まで国民の実質所得は4%しか上がっていない。不公平なシステムになった。

 

1947年~1975年は、株主は5割、残り5割は会社と従業員に使った。クリントン政権から変わった。ウオールストリート寄りの政策をとった。株主優先、従業員は押さえつける方針。95%は株主、5%は会社と従業員となった。中国を最恵国とした。中国に活動の場を移した。民主党オバマ政権で会社と従業員は0%となった。民主党はウオールストリートから巨額の富を得た。議員の半分以上(下院6割、上院9割)は議員を止めた後にロビイストになる。事前にロビイストと取引する。

 

数千ページの予算案はおかしい。目を通さずに通す。特殊利権業界得する。都合のいい予算をつける。得をするのは0.01%の金持ち。アメリカはここ40年間続けた。レーガン政権までは20%がトップ1%でまともだった。クリントン政権では45%がトップ1%に。ブッシュ政権は65%がトップ1%に、オバマ政権では95%がトップ1%に。これがアメリカの経済運営である。2016年で国民は騙されていると気が付いていた。貧富の差はおかしい。アメリカの経済政策は不正で不道徳。民主主義を実行しているようで、0.01%の超富豪が決めている。マスコミ、シンクタンク、金融業、政治資金ネットワークを支配している。クリントン政権のイスラエルロビー、ネオコンに支配されている。アメリカの外交政策まで影響されている。資金を利用してイラク、シリア、イランをたたく方針。

 

貧富の差が出現すると政治も政府も腐敗する。アメリカの政治資金規正法は機能していない。5%だけ規制される。95%は逃れている。ザル法スーパーPAK。ごまかしである。ファイブゼロワンCで、NGO、NPOは無制限で金を受け取れる。そのお金を大統領に渡すことができる。FBIも検察庁も調査の権限がない。合法化されたワイロのシステム。7割の政治資金は匿名資金。これは民主主義でも法治主義でもない。

 

ザッカー・バーグは巨額の資金のばらまきで、民主党の郵便投票を行った。政治への影響力を得た。

 

アメリカの経済政策の、生き着いた結果である。

アメリカの経済政策を真似するべきでない。

 

 

 

■ アメリカ文明のモラル崩壊と日本への警告

 

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アメリカ文明のモラル崩壊と日本への警告(伊藤貫) 2024/05/22

2224/05/29

 

日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 
日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 

 

 

アメリカ文明のモラル崩壊と日本への警告(伊藤貫) 2024/05/22 要約

 

●文明論的哲学的な視点から、拝米主義は日本の自滅行為である。

 

アメリカ人の考え方のパターンを真似してはいけない。

政治家の価値判断の基礎がどこにあるかわからなくなっている。

240年間のアメリカ人、1950年代のアメリカ人は、イギリス系の移民でアングロサクソン的な物の決め方、キリスト教のプロテスタント的な考え方をしていた。ホワイトアングロサクソン的な考え方。

 

1960年代からの考え方が、ホワイトアングロサクソン的な考え方から離れていった。

1966年から移民法が変わった。8割が有色人種、白人は2割。バイデン政権の最近では9割が有色人種。

 

アメリカという国が最近60年間で別の国になった。これが好ましい考えだと言ってはいけない。価値判断の多様性。寛容になった。批判が許されない。

 

結果、共通な概念がなくなった。禁欲道徳主義的な生活を維持されなくなった。

自分は素晴らしい、自分中心、自分優先、的な考えが増えた。

セルフ的な生活、考え方、自己評価、感情優先。自己中心的。

 

結果、アメリカ人が深く考えなくなった。狭くなった。アメリカ社会も心の狭い狭小な世界になった。

 

サミュエル・ハンチントン曰く、アメリ人の価値判断は崩壊した。分裂して崩壊するか、内乱、内戦状態になる。アメリカ一極政策は失敗する。諸文明の衝突になる

 

アメリカの教育は、自分だけが良ければいいという考え方になっていった。能力主義的な考え方。

トランプを支持しているのはボトム7割。

 

●自分たちの価値を失ったアメリカ人。

サミュエル・ハンチントン・・政治学会から排除された。

■21世紀のアメリカの予言

①アメリカの覇権体制が崩壊する

②国内で人種対立が激化する

③アイデンティティが喪失する

④アメリカが弱体化し、中国が台頭する

⑤東アジアから撤退する。日本は中国の属国になる

 

アメリカ外交が正当化する言い訳は、世界に自由主義と民主主義を広げるため

イスラエルとアメリカは、自由主義と民主主義を広げるためという。

ウクライナ戦争も同じ。

自由主義と民主主義、平等思想が正しい啓蒙主義が正しいかどうか?

伊藤の考え方:7割は正しいが3割は違う。

 

伊藤は古典主義、正統主義的な立場である。ほとんどがアメリカとヨーロッパで過ごした。

●伊藤貫が影響を受けた6人の偉人

ヘンリー・アダムス

アーヴィング・バビット

ラインホールド・ニーバー

ジョージ・ケナン

ケネス・ウォルツ

サミュエル・ハンチントン

この6人は古典主義者であった。

このような人を尊重するのが、古典主義者であると思う。

 

いい加減、洗脳から目を覚ませ!

日本人は脳みそがアメリカに洗脳されている。

日本の保守派には能力がない。

アメリカ人のものの考え方を信じていればいいと思う拝米主義は止めたほうがいい。

 

 

 

■「すべての日本人に必要な核戦略の知識」核戦略を理解しないと、日本は滅びる!!!

 

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「すべての日本人に必要な核戦略の知識」核戦略を理解しないと、日本は滅びる!!2024/06/19

2024/06/25

 

日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 
日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 

 

 

「すべての日本人に必要な核戦略の知識」核戦略を理解しないと、日本は滅びる!!!

2024/06/19 要約

 

日本を包囲する核保有国。アメリカとロシアの核軍縮条約はパーになっている。

核廃絶を謳う日本の政治家はお粗末。アメリカの核の傘は100%嘘である。アメリカの主要部署に確認してもいない。

左翼は議論を拒否。保守派がきちんとした議論をしない。

原因は核戦略の基本的な説明をする人がほとんどいない。マスコミに。核戦略理論の基礎知識を身につけるべき。

 

 

アメリカの国防省の核戦略

 

テーマ1.「核兵器によって生じた軍事革命」ニュークリア レボレーション

核による軍事革命の到来。

ヨーロッパの中世時代はディフェンス時代。その後は火薬と大砲の時代は攻撃するほうが有利。

ナポレオン時代は戦略的攻撃が有利。第一次大戦後は防衛が有利。第二次世界大戦は戦闘機と戦車を組み合わせた攻撃が有利な時代。第二次世界大戦後は核兵器の時代で防御の時代になった。

戦後のアメリカの世界戦略は核兵器のためにすべて失敗した。核弾頭は防衛側に有利な時代。

非対照的な抑止力を発揮する。小国でも核を持てばNOと言える。

第二次大戦後の核武装は、現状維持のために使われるようになった。だから大国同士は戦争ができない。

核戦略の3つの方法。核を飛行機で運ぶ、地上のミサイルICBM、潜水艦におく。

現行は潜水艦がベストである。敵国に発見されない核。核保有国同士は戦争できない。小保有国も同じ。

国際政治の多極化状態になる。北朝鮮。

バーナード・ブローディの核戦略理論はいまだに使われている。戦争を避ける方法。

核戦争で勝ったほうも、ダメージのほうが大きい。

 

 

テーマ2.「核兵器による平和」ニュークリア ピース

第二次戦争後はニュークリア ピースになった。

ミヤシャイマー:核戦力は平和に役立っている。

うまく管理された核保有国を増やすことが国際秩序の安定につながる。核拡散。

日本が核を持つことが反対ではない。ウクライナも核を手放すべきではない。

 

ケネス・ウオルツ:核保有国は増えたほうが国際政治の安定に繋がる。日本は核を持ったほうがいい。

アメリカは日本にだけには核を持たせない。

 

 

テーマ3.「必要最小限の核抑止論」ミニマム デティランス理論

必要最証言の核抑止力を持てさえすれば、日本が防衛できる理由

国際政治学会、核戦略の専門家が支持する理論。なるべく核兵器を使わない。

伊藤もミニマム デティランス論である。

 

なぜ少ない核兵器でも大国に対抗できるのか? 相手国の国民を捕虜にしている状態。

日本は戦略核弾頭を200発持つ。どの国も200発持てばいい。マクナマラ国防長官退官後。

 

フランスはミニマム デティランス論。ドゴール大統領。

デビット・カレオ国際政治学者:ミニマム デティランス論は、アメリカの覇権的統治ができなくなる。

 

国際政治が平等になる。だからアメリカはカウンター フォース理論で、覇権的な統治を目指す。

 

ハロルド・ブラウン元国防長官:どの国も守るには、限られた核弾頭でいい。

 

アイゼンハワー大統領:核兵器は巨大な心理的効果の性格を持っている。心理的抑止。

アメリカの国務省、CIA、ペンタゴンの言う、核から日本を守るは嘘。アメリカが実行するわけがない。

アメリカの政治家は1発の核で逃げ出すと言っている。

 

 

テーマ4.「アメリカ政府の軍部が実行してきた核戦略理論」カウンター フォース理論

アメリカの軍部、右派政治家、イスラエルロビー、ネオコン、マスコミ、一部の金融業者が実行しようとする理論。

力で対抗する理論。核兵器で決着しようとする理論。

 

 

1948年~現代までアメリカの理論。

アメリカは1948年から核を打ち込むと考えていた。核戦略理論。

1957年には、ソ連が核を打ち込むと思っていた。

1950年からネオコンによる核戦争理論。44段階の核戦争理論。

ミニマム デティランス理論では軍人の予算が取れない。

世界中の国がミニマム デティランス理論を行うと、世界的に軍事緊張感がなくなる。

軍人の立場がなくなる。危険な状態を作ることが必要になる。

 

 

次の6つのテーマ

テーマ①「アメリカが日本医提供する核の傘は嘘」

テーマ②「日本は米国から買わされているミサイル防衛システムは機能しない」

テーマ③「日本に必要な最小限の核抑止力」

テーマ④「アメリカによる核戦力の不安定化」

4つの核武装国に包囲された日本は地政学的に世界最悪の立場に置かれている。

テーマ⑤「アメリカが日本に核を持たせない理由」

アメリカの2度の核戦争犯罪。日本にだけは核を持たせない。

テーマ⑥「核保有は不道徳なのか否か」

核を持たないことが日本の道徳である。

 

 

 

■ アメリカの「核の傘」の嘘に騙されてきた日本人にとって、絶対必要な核戦略の基礎知識 !!!

 

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アメリカの「核の傘」の嘘に騙されてきた日本人にとって、絶対必要な核戦略の基礎知識 !!! 2024/06/28

2024/06/29

 

日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 
日本の評論家、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家 伊藤貫氏 

 

 

アメリカの「核の傘」のウソに騙されてきた日本人にとって、絶対必要な核戦略の基礎知識 !!! 2024/06/28 要約

 

 

テーマ①「核廃絶の議論は全く役に立たない理由」国連で日本が唱えておる。

核兵器持つ国が、戦争ができない状態から、通常戦略になるが、国際政治は不安定化する。

現在生産できるに十分な材料がすでに存在する。核廃絶は不可能である。

核不拡散条約で抑え込まれている。アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の5か国は核兵器国、その他は非核兵器国と定義され、この5か国は核の査察を受け入れないと言っている。最初から実行不可能。

国連で核廃絶を謳うのは笑い話である。非核兵器国48か国には核生産の材料を保持している。

核廃絶は世界政府ができない限り無理。絶対できない。日本は笑い物になっている。

 

 

テーマ②「米国が提供する核の傘は嘘」

マクジョージ・バンディ元国防長官でアメリカの政治学者:アメリカの核戦略はカウンター フォース理論と言っているが、1発でアメリカは逃げ出す。日本を守るために核戦争をするつもりはない。自国が追い詰められないと核を使わない。他2者の元国防長官も同じ。

 

キッシンジャー元国務長官:核の傘はないと言っている。核を使って相互自殺はありえない。NATOのミーティングでアメリカに核の傘を言ってくるが、意図できる訳がない。

 

カーター元CIA長官:アメリカが日本や欧州のために核を使うことはない。使うとアメリカ自体が廃墟になる。日本の防衛のためにアメリカが核を使うことはない。アメリカを犠牲にしてまで同盟国を守るつもりはない。そのような条約もない。

 

日本の外務省と防衛相はボケている。米国の証言に全く関心がない。自衛隊の幹部も言わない。

日米間で核の傘と核保有の協議がない。

政治家も官僚も本気で話し合わない。外務省も防衛相も自衛隊も核戦略を勉強していない。アメリカに言い返さない。これが日本の現状である。

日本の保守と体制派は無責任である。

 

 

テーマ③「日本が米国から買わされているミサイル防衛システムは機能しない」

アメリカ数人の政治学者曰く:ミサイル防衛システムは核から国民を守ることは難しい。核を持つ10倍から20倍の費用はかかる。ミサイル防衛システムは考えても無駄なこと。核を防ぐことはできない。

アメリカの兵器の専門家数人曰く:アメリカ政府が行っているミサイル防衛システムの試験は意味がない。現実のシミュレーションではない。決めたのは石破茂。でたらめ。

アメリカが先制核攻撃をするためのミサイル防衛システムである。

 

 

テーマ④「日本の自主防衛に必要な核戦力が安上がりである理由」

日本は戦略核200発。戦術核600発もつ必要がある。

戦術核の破壊力は小さいが簡単に使いやすい。戦略核の1/40。安上がりである。

ランド研究所:ウクライナ戦争でプーチンが戦術核を使わないように追い込まない方がいい。

北朝鮮、パキスタン、ロシア、中国が戦術核に移行。戦術核は戦争抑止に効果がある。

 

 

テーマ⑤「米国は日本に核を持たせない理由」

核抑止力を持たせないターゲットは日本とドイツ。日本を二度と独立国にしない。

明らかに間違っている。戦略的、道徳的に間違っている対日政策である。

真正面からいうべきである。言うことができないなら日本は滅びる。

 

 

テーマ⑥「日本が核武装した中立主義国になるべき理由」

アメリカの間違った軍事介入外交政策に従わなければならない状態。やる気のない不道徳な状態である。

日本とドイツは中立の核武装国になるのがベスト。現在は国防政策的、道徳的に間違いである。

 

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